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譜読みの感覚

執筆者の写真: undefined

楽譜を読みながら弾くということは、

物語や文章を声に出してむことに似ています。

つまり、文章を文節毎に読んでいくように、楽譜もフレーズ毎に、少なくとも小節毎に一息に読む感覚が必要です。


譜読みが出きる人にとってはこれが当たり前なのですが、

譜読みが苦手な人は、

物語を文節としてではなく、あ、い、う、

え、お、、、というように一文字ずつ単語で読んでしまう癖がついている、そんな感覚です。


先を見越して(想像)読んでいく感覚も必要です。

1音1音を見ていくというよりも、次々と目で追っていく習慣がつくと、だんだんと滑らかに読めてきます。

譜読みの訓練だけで言うと、

少し速いテンポで読みながら弾こうとすると、なんとか早く次を読まなきゃ、と集中して目も頭もフル回転します。

お子さんですと、絵本や物語を声に出して読む、そんなことからも譜読みに使う滑らかな目の動きが感覚としてわかってくるかもしれません。


私は、目の動きがすごーく滑らかなんだそうです。

自分では全く感じてなかったのですが、

昨年、ピラティスを始めたとき、ピラティスでは目の動きも必要だったようで、

先生に滑らかな目の動きに驚かれました笑

これはたぶん、楽譜を左から右にぶれずに読んでいく目の動きの習慣かなと思います。


ただし、小さなお子さんや、まだ始めたばかりの生徒さんは、

譜読みばかりにとらわれず、

歌うこと、聴くこと、先生の真似をして弾いてみること、

そんなことで譜読みの補填が出きるのなら、早く読めなくても大丈夫です。


少し難しい曲を、譜読みがまだ難しいから、という理由だけで、耳で聴いたり、歌ったりすれば弾けるのにやらないでいるのは勿体無いことです。


赤ちゃんだった頃、言葉を話すのに、

まだあいうえおが書けないから、

話してはいけません。とはならなかったはずです。

勿論ずっと一人で読めないとなると、

練習が大変です。

バランスよく長い目で見ながら、

譜読みの感覚をつけられたらよいなと思います。


StellaMusicaピアノ教室




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