本日はおさらい会初日、月曜日生徒さんのおさらい会でした。
違う曜日に参加される方もいらしたので、本日は年中さん、小4、小6の3名の生徒さんとお母様がご参加くださいました。
♪いつも一生懸命な年中さんは、
お姉さん二人とお母さん方に緊張しながらも、立派に堂々と3曲演奏出来ました。
1曲目のダンスでは、左手の和音、右手の8分音符、良く弾けました。
2曲目のぶんぶんぶんは、右手のメロディの音型を指で押し込むと弾きにくいけれど、手を運ぶようにして、鍵盤を押し込みすぎないようにするとうまく出来て、本番でも綺麗に弾けました。
3曲目のメトードローズは音域が広く、左右にメロディが交互に出てきますので、楽譜を良く見ていないとなかなか難しいのですが、いつも通り楽譜をしっかり見ながら弾けました。
小学生の生徒さんのお母様にも褒められて嬉しそうでした♪
お姉さんの演奏に目を輝かせていたのも印象的でした。
小4生徒さんはハイドンのソナタを演奏しました。
この曲の仕上がりは12月を想定(披露する機会が1月にあるため)していますが、
既に今日は暗譜で演奏してくれました。
音楽が明るく前向きな感じが良いと思いました。
なかなかの難しい曲ですが、普段から
おうちでも楽譜を読むことを意欲的にしてくれているので、今月更に技術を磨いていけると思います。
いつも演奏する際のモチベーションが高いことと、集中力があることがとても良いと思います。それを生かして様々な音色が出せるように今月は細かなところをやっていきます。
普段のレッスンでも話していますが、
この曲はオーケストラの様々な楽器が聴こえてくるような曲です。
各弦楽器、管楽器、それぞれの音がイメージ出来て、その音色を色々な箇所で再現してみようと思うと、凄く楽しいです。
ピアノは、ピアノの音として演奏するだけでなく、何か別の音を想像して演奏した時には、音色が変わって聴こえて新しい発見があります。
小6の生徒さんはクレメンティのソナチネを演奏しました。
この曲は今日で修了することを目標に、他のソナチネやロマン派の曲と平行して練習してきました。
1楽章から3楽章まで、3曲の曲想の違いを感じながら演奏出来ました。
ここ2年くらい、身体の使い方やそれに伴う音の出し方を一緒にやってきまして、大分表現したい事が音色に反映されてきました。
1楽章、3楽章は16分音符の連なりからなるメロディを、軽やかに弾くために、鍵盤を指で押さえつけずに腕や身体全体で支えながら、
ちょうど良いタッチを見つけていく、その感覚が大分出来てきました。
2楽章の素朴で少し感傷的なメロディ、どこか懐かしいような温かさ、そんな雰囲気を出すことが出来ました。
今日は人数も少なかったので、
演奏後には公開レッスンを少しだけさせて頂きました。
特に4年生と6年生の生徒さんは、
タッチの仕方で音色が変わる事を色々な方法で試して、実際に音の変化をおもしろく感じてもらいました。
悪い弾き方と良い弾き方を交互にやってもらったりしながら、耳と身体の感覚を養っていきました。
お母様方にも、音色の違いを感じてもらい、和気あいあいと、あっという間に時間が過ぎていきました。
沢山お話しを聞いてくださりありがとうございました♪
StellaMusica
清水真実
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