top of page
  • 執筆者の写真

幼児期のピアノ~遊びの先にあるもの

更新日:2022年3月1日



幼児期のピアノレッスン、

特に初歩の初歩は遊び感覚で、

本人が楽しい、なんだろう?と興味を持ちながら進めることが私のレッスンの大前提です。

しかし、この遊びには沢山の仕掛けがあります。

いつしかお子さんの成長と共に、

この遊びが、ピアノを無理なく楽しく弾く技術へと実を結ぶための、

見えない糸を張り巡らせるような作業です。


メトードローズという楽譜は、

私も幼児の頃に使用しましたが、

やっぱり良く出来ています。

右手のメロディは、豊かに奏でる腕や体全体にも気を配ります。

左手もありがちな伴奏型に留まらず、

右手同様にメロディを奏で、

柔軟な頭と耳を養います。


普段、幼児の生徒さんには少し読みにくい所もあるので、使わない事も多かったのですが、やはり必要な事が沢山鏤められていて、最近またレッスンでも取り上げるようにしています。


幼児さんでも楽譜をしっかり読み、

集中して練習出来るようになるには、

特別なことはいりません。

少しずつ、楽しいと思えるレッスンの中で、集中力、根気を身に付けて、

お家での練習を習慣化すること。

又、挑戦したいと思える前向きな気持ちを保てるよう、保護者の方にもいつも温かく応援頂いています。






閲覧数:8回0件のコメント

最新記事

すべて表示

お二人の生徒さんがトバイアスマテイコンクールの予選を通過し、本選(最終選考)に挑戦することになりました。 おめでとうございます✨ お二人とも共通して、 演奏を熱心に楽しみながら、 ご自分で頑張って楽譜を読んで難しい曲に立ち向かい、 レッスンでは音楽の表現を追及していく気持ちを諦めずに持ち続けて挑まれました。 後は1月の本選まで、じっくりとご自分の演奏を磨くのみです。 そのために私もしっかりと学んで

生徒さんお一人が全日本ピアノコンクール全国大会への審査に通過致しました。 はじめてのコンクール、予選、ブロック大会と通過する度にドキドキだったと思います。 昨日の夕方、ホームページ上での結果待ち、またまたドキドキしましたが、よかったですね✨ おめでとうございます✨ コンクールは生徒さんと保護者の方が希望された場合に、 課題曲や時期を考慮してご提案しています。 昨日までのおさらい会で、 人前で演奏す

bottom of page