ひとつ前の記事にも関連してますが、
幼児さんや、それ以上でも少しまだ自信をつけている途中の生徒さんへの言葉掛けです。
発表会準備の初めの頃、
私は小さな生徒さんには
発表会の練習をします、
と宣言しません笑
なぜなら殆どの場合、
身構えるから😊
身構えるというと、
覚悟がきまっていいじゃない!と思うかもしれませんが、
子どもの身構える感じというのは大人と少し違います。
子どもが一旦身構えてしまうと、
頭の中も完全にブロック!
これは難しいこと!と脳が判断すると、
出来ない、やらない、無理!の気持ちが自然と沸いてきます、
不安もあります。
そんな思いの中で音楽をしても楽しくない。
ですので、曲が殆ど弾けた段階で、
本人が楽しそうであれば、
この曲発表会でも弾いて貰えますか?✨
と尋ねます。
うん、と嬉しそうにお返事してくれれば、
おうちでも楽しく弾いてくれます。
その時難色を示せば違う曲にします。
この曲発表会で弾きたい、
そう子どものほうから
宣言してくることも沢山あります。
弾いてくれますか?✨
の後に自信をつけて、
この曲も弾きたい!
と発表会にだんだん意欲的になっていくこと、これも沢山あります。
ここからはもう本人のペースで
必ず上達します😊
幼児さんの発表会は、
私にとってお子さんとの信頼関係をより深めこれからのレッスンに繋げていくためにもとても有効だなと感じています。
よく、褒めて伸ばすことと反対に叱咤して伸ばす、この二択しかないように感じることがありますが、
実際ホントにそうでしょうか。
演奏を依頼されることば、
弾いてくれますか?✨
は、私が言われたって嬉しい言葉です。
自分の演奏に期待して待ってくれる人がいる、なんてやりがいのあることでしょう。
発表会を通してそんな嬉しさ
伝えられるといいなと思います。
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