昨年の発表会は、当初3月8日を予定していましたが新型コロナウィルスの影響で、延期を余儀なくされ、緊急事態宣言明けを見越して6月20日に発表会を予定しました。
幸い6月に緊急事態宣言が解除、
それまでの3ヶ月、自主練に励んだ生徒さん、オンラインレッスンで頑張った生徒さん、それぞれのやり方で皆がモチベーションを保つのが難しい中精一杯頑張ってくれました。
このモチベーションが保てるのも、同じ曲を緊張感を持って取り組むのも、6月が限度だろうと思っていたので、
なんとか子ども達のためにも開催したいと思っていました。
当日は、両親2名までの入場制限(ご兄弟可)、
消毒、座席の間隔、客席、生徒さん、
全員のマスクなどを徹底しました。
普段より小さなホールとなったので、
お花をより華やかに飾り、
プログラムも作り直しました。
例年は発表会の前後に生徒さんのはじめのごあいさつ、おわりのごあいさつがありましたが、今回はそれは残念ながら行えませんでした。
また、毎年、司会者をお願いして、
生徒さんの曲紹介やエピソードなど、コメントを入れてもらっていますが、それも司会者さんの感染リスクから行いませんでした。
この様に、変更せざるを得ない箇所もありましたが、
演奏はしっかり行うことが出来、
お越し頂いた保護者の皆様には、
普段の会場も立派で良いが、
小さなホールで間近にお子さんの演奏を感じられた事がよかったとご感想を頂きました。
また、様々な行事が中止になる中、
発表会があって本当に嬉しかったという
ご感想も多く、
ウィルスに対しての不安はありましたが、
感染対策をしっかりとして、
開催出来たこと、本当に良かったです。
今年もまだ発表会についてはどの様な形になるかわかりません。
しかし簡単に中止とするのではなく、状況を良く把握して、
どんな時も、今出来ることを大切に、
今出来る形での最高の発表会を作りたいと思います。
コロナ禍で大変ではありますが、感染対策を続けながら、
今出来る事を大切に精一杯やっていこう。
生徒さん達にもそんなメッセージが伝わる教室でありたいと思っています。
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